北京オリンピック水素ステーション向け50Nm3/h SMR水素プラント
2007年、北京オリンピック開幕直前、アリーハイテクは北京オリンピックに向けた水素ステーション建設のための国家研究開発プロジェクト（国家863プロジェクト）に参加しました。
このプロジェクトは、50Nm³/hの生産能力を持つ水蒸気メタン改質（SMR）方式のオンサイト水素ステーションです。当時、これほど小規模なSMR水素プラントは中国で初めて建設されました。この水素ステーションの入札は全国規模で行われましたが、技術的に高度なプロジェクトであり、スケジュールも非常にタイトだったため、入札に至った企業はほとんどありませんでした。
中国水素産業のパイオニアとして、アリーハイテクは清華大学と共同でこのプロジェクトに着手し、一歩前進しました。専門家チームの専門知識と豊富な経験により、設計・製造から試運転まで、予定通りにプロジェクトを完了し、2008年8月6日に受託されました。
水素燃料補給ステーションは、オリンピックとパラリンピックの期間中、優れたパフォーマンスで水素自動車に燃料を供給しました。
これほど小型のSMRプラントを建設した企業はこれまでなく、このプラントは中国の水素開発の歴史における画期的な出来事となりました。そして、アリーハイテックの中国水素産業における地位はさらに確固たるものとなりました。
投稿日時: 2023年3月13日
