食品グレードの CO2 精製および精製プラント
CO2 は水素製造プロセスの主な副産物であり、高い商品価値を持っています。湿った脱炭素ガス中の二酸化炭素濃度は 99% 以上に達することがあります (乾燥ガス)。その他の不純物含有量は水、水素などで、精製後は食品グレードの液体 CO2 に達する可能性があります。CO2を多く含む天然ガスSMRからの水素改質ガス、メタノール分解ガス、石灰キルンガス、排ガス、合成アンモニア脱炭素排ガスなどから精製できます。食品グレードの CO2 は排ガスから回収できます。
技術の特徴
● 成熟した技術、安全で信頼性の高い操作、高い歩留まり。
●動作制御は確実かつ実用的です。
技術的プロセス
（天然ガスSMRからの水素製造のテールガスを例に）
原料を水洗した後、原料ガス中のMDEA残渣を除去し、さらに圧縮・精製・乾燥することでガス中のアルコールなどの有機物を除去するとともに、特有の臭気を除去します。蒸留精製後、CO2中に溶けている微量の低沸点ガスをさらに除去し、高純度の食品グレードのCO2を得て、貯蔵タンクや充填に送ります。
| 植物の大きさ | 1000～100000t/a |
| 純度 | 98%~99.9% (v/v) |
| プレッシャー | ～2.5MPa（G） |
| 温度 | ～－15℃ |
適用分野
●湿潤脱炭素ガスからの二酸化炭素の精製。
●水性ガス、半水性ガスからの二酸化炭素の精製。
●シフトガスからの二酸化炭素の精製。
●メタノール改質ガスからの二酸化炭素の精製。
● 二酸化炭素を多く含む他の発生源からの二酸化炭素の精製。
